◆着色
さらに塗っていきます。部分ごとに説明していきます。
まず影塗りで使う”筆”と”のばし筆”の説明をします。
筆2とありますが、これがのばし筆です。
筆とのばし筆の違いは絵の具量があるかないかです。
筆で色をおいて、のばし筆でなじませます。
↑水彩境界の設定をするとこのように変化します。
のばし筆でのばすとこれはあまり意味なくなるんですが、
ないよりはあるです(笑)
◆肌
まず肌の塗りを説明します。
下塗りをしたレイヤーの上に乗算レイヤーをつくります。
筆を使って●にある色を塗っていきます。
さらに濃い影を同じレイヤーに塗ります。
次にのばし筆を使って全体を整えます。
次に通常レイヤーで照り返しをいれます。
エアブラシとのばし筆を使います。
照り返しとは上からくる光が下の床などに反射して、それが物体にあたっているものです。
↓立体感が増しているのがわかると思います。
次にオーバーレイでハイライトを入れます。
これはエアブラシと色混ぜを使います。
肌にはそんなに入れません。
次に不透明度を50まで下げた加算(発光)レイヤーでさらにハイライトを入れます。
◆髪
次は髪の毛です。やることは肌と変わりません。下塗りをしたレイヤーの上に乗算レイヤーをつくります。
1段階目の影をいれます。
さらに濃い影を同じレイヤーに塗ります。
1段階目はピンク系の色ですが、これは紫系と、少し変えています。
次にのばし筆を使って全体を整えます。
のばすときに、2色で塗ったものを3色にできるように意識します。
筆は軽く触れるだけで簡単になじみます。
↓のようになればベストです。
次に通常レイヤーで照り返しをいれます。
エアブラシとのばし筆を使います。
次にオーバーレイでハイライトを入れます。
これはエアブラシと色混ぜを使います。
光源を意識して、立体感がでるようにします。
次に不透明度を50まで下げた加算(発光)レイヤーでさらにハイライトを入れます。
細い髪の毛1本1本を意識して、やり過ぎない程度に細かくいれていきます。