塗り・仕上げ
壁のザラザラした感じは自作ブラシで描きました。
点をいくつも打っただけの簡単な素材ですが
使い勝手がいいです。
線を引くだけじゃなく、押し付けたり
叩いたりすることで表現が変わります。
線が強すぎると思った所は色を変えます。
地面の凹凸はテクスチャを使いました。
オーバーレイで重ねて透明度を調節して使っています。
「レイヤー」→「レイヤー設定」→「下のレイヤーにクリッピング」
として重ねると、下のレイヤーにだけ反映します。
影の関係でキャラは地面を描くタイミングで描きました。
いつもはキャラもレイヤー分けするんですが、
今回は小さいのでレイヤーは一枚です。
服のストライプも手描きで描きました。
屋根などの消失点が違うアイテムは放射線ツールが便利です。
指定した一点に向かって線が引けます。
全体が塗れました。
最後に光を描きます。
左上から右下に向かうようにグラデーションツールで色を流します。
明るい黄色をスクリーンレイヤーに使いました。
楕円形にして画面外からのグラデーションにしてあります。
完成です。
同人誌やイラストを短時間で美しく彩る配色アイデア100
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- 2014.10.03 CG 일러스트 메이킹(DOMO)
塗り
色分けは壁や地面、窓などの隣接するアイテム同士が
同じレイヤーにならないように分けてあります。
今回は10レイヤー程度になりました。
キャラの塗りレイヤーは描くタイミングで作成していきます。
レイヤーはすべてピクセルロックをして
塗りがはみ出さないようにします。
奥から順番に塗っていきます。
塗りは「濃い水彩」と「不透明水彩」を使いわけて描いています。
不透明水彩で滑らかにしてから濃い水彩で描きこむといった感じです。
直接塗りの部分は暗い色で輪郭をとってから描いています。
枝、実と輪郭をとったら明るい色を足して
浮き上がらせる感じに描いています。
・枝の描き方
枝には
「枝分かれする前に細くならない」
「三股に分かれない」
「先が太くならない」
などのルールがあるようです。
ソフトの使い方とは関係ないですが、
そういったルールを知る事は大事だと思います。
線画
線画はチョークツールを使います。
鉛筆の書き味に似ているのでアナログ感を出したい時に使っています。
線はパース定規にスナップするようになっているので
簡単に引くことができます。
細かい段差は無理に段をつけずに、線の太さを変えて描いています。
直線が多いと建物と建物の遠近が分からない部分が出てくる場合があります。
そんな時は物が重なるように描きます。
簡単な遠近法ですが、見落としがちなものでもあると思います。
正面を向いている窓は一つだけ描いて後はコピペです。
木や小物などの輪郭線が取りにくいものは
直接塗りで後から描き足す予定です。
ひとまず線画の完成です。
建物の内部も直接塗る予定なので、その部分は線画にはしてないです。
ラフ
まず大雑把にイメージを描きます。
今回何を描いてもいいという事で
人物真ん中配置の一点透視法という、自分の好きな構図にしました。
この時点で気持ち消失点を意識して描きます。
単色でライティングを決めます。
パース定規を使って建物の大きさを揃えたら
ラフの完成です。
・パース定規の使い方
パース定規は「レイヤー」→「定規」→「パース定規の作成」
の順にクリックすると出てきます。
「操作ツール」(画像①)でパース線をドラッグしてラフに合うように動かせます。
ツールプロパティ(画像②)にある
スナップのチェックボックス(画像③)をオンにして
グリッド(画像④)を表示させて使います。
画面上部にある「特殊定規にスナップ」(画像⑤)のオンオフで
パースに乗せた直線か、フリーハンドかを使い分けます。
ややこしいですけど、
パース定規はとても便利なので根気よくがんばります。